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劇作

劇作とは何かをもう一度

●会社に置いてある新聞のコラムに「劇作家」という言葉を見つけ、敏感に反応したものの、そこには劇作家バーナード=ショーのノーベル賞受賞時の話が書かれていた。正直、バーナード=ショーについてはあまり詳しくかったので、Wikipediaなどで調べた。劇作について、それなりに演劇史なども学んできたが、まだまだ知らない世界がある。このことをキッカケに、もっと劇作の世界についても勉強しなければならないことが山ほどあるということを思い知ったというか、何を慢心しているのだろうと自戒したのだった。
●劇作の基本をもう一度学んでみようという気になった。ひょんなことから。

モノローグ

●小説とも戯曲ともよべないような中間のものを何か書けないか。ふと思い立った。そろそろ創作の方は満充電になったと思われる。そろそろ放電したいのだけれど、しかし、何に向かって放電したらいいのかわからない。自分で過去に決めた枠組みが邪魔になっているから、そうしたものはすべてとっぱらって何もかもなくしてみる。そんなことを考えてみた。
●あと、普段あまり日本でも読まれない戯曲を読みたくなった。どうしたらそういうものに触れられるのか。やはりネットである程度調べ、その後、図書館が一番いいのかもしれない。国会図書館にも行ってみたい。
●キーワードは「モノローグ」だ。一人芝居でモノローグというのは当たり前のことだけれど、それ以外の方法にも何か使えないか。
●ホテルでは中国映画『非常完美』(日本語意訳『超完璧』)を観る。中国映画もだいぶ資本の力に押されてきたホリチョイ的な感じになってきた。綺麗なマンションに住む金持ちの医者、カメラマン、漫画家などが愉快な恋愛をする。うーん。
 話の内容はどうでもいいんだけど、ときどき表現としては普通に吐瀉物が出てきたり、グロテスクなものがふいに挟まれる。このギャップはやや新鮮。あとは単純にカメラの動きを見る。
●それはさておき、モノローグだ。単なる一人の言葉ではなく、重層的なモノローグ。そしてときどき挟まれる外との会話。まったく異なる物語の世界を作り始めるところからはじめようと思う。

舞台へのスタンス再考

●朝起きて、シアターテレビジョンの70年代生まれの劇作家特集というのをやっていて、たまたまつけたところがポツドールの『顔よ』という作品。朝からポツドールはいかがなものかと思いつつ、やはりそれでも見始めると求心力があるというか、つい見せられてしまう。その良くも悪くも「えげつない」とも取れる手法に目が行きがちだけれど、普通に「人間の顔へのこだわり」みたいな主題の提示の仕方とその手法がぴったり合っていて、引きつけられた。なるほどうまいなあ、と。ただ、やっぱり朝から観るものではなかった。この時代の表現やテーマも含め「地下表現」的な、それでいてやはりさらりとしているところがいい。同じように、チェルフィッチュ、岡田利規氏の『三月の5日間』も放送されているが、やはり「日本の今の言葉」から考える劇作法からの舞台を試みるより、言葉の通じない場所でも舞台表現として(たとえそこで日本語を使っていたとしても)成立する演出法を試みる三浦基氏の地点に興味がある。
●わたし自身が「劇作」から入ったが、今は「劇作」から舞台を考えられない。劇作的な手法に興味があるとすれば、脱構築的な構成や、言葉をどこまで分解できるかということになってくる。あくまでも、舞台のための上演台本という姿勢に完全に切替、それもまたどこまで分解できるかという稽古の過程そのものが、今のわたしの舞台作りのスタンスだと考える。
●閑話休題。
●そんなことを朝から考えながら、最後の歯の治療。これで無事完了。来月もう一回だけ最終確認とクリーニングを行えば、それで終了となる。あとは定期検診のみ。長かったが、最後まで終えられて良かった。
●夜、妻がマッサージに一人で行ったのを迎えに行って、近くにプレオープンした喫茶・レストランで食事。


 こういう場所でまた何かものを考えられる時間を持てるのも悪くない。そろそろ少しずつそういう豊かな時間を取り戻したい。週に1度だけでもいいから。

新たな方法へ

●そろそろ疲れが出てきた。
●ひとり劇作ワークショップもなかなかできぬまま、DVDの制作も進まぬまま、平日がどんどん過ぎていく。今週末がとりあえず狙い目だ。
●しかし、劇作ワークショップもまだ諦めてはいない。何しろ訓練が必要だ。日々の訓練。そんなわけで、短編の古典小説を読んでいる。ちょっと戯曲化するイメージのできないものを、どんな荒技であろうとも戯曲に変える方法を考えていた。

ひとり劇作ワークショップ

●というものを思いついた。車に乗っていたら。
 思いついた途端、やることが増えたにもかかわらず、ゆとりのなかった心にもゆとりが出てくるから不思議だ。
●とにかく、見学者のワークショップもそうだったが、基本的には訓練だ。発想もそうだけれど、戯曲の構造化や脱構築もまた訓練によって、培われる以外にはない。
●そんなわけで、劇作ワークショップだ。夜、一人で黙々と行うことにする。週に最低2回。短編の小説などを戯曲化したり、既存の戯曲をバラバラに解体して組み替えたり、小説でないものを戯曲化したりもできるだろう。
 ただ、モチベーションを保つためには公開することも検討したいが、どうしたって著作権の問題がそこには出てくるはずで、だから、青空文庫などに掲載されている著作権の切れたものや、あるイメージ(絵や音)を言葉に変えることであれば大丈夫だろうか。
●あるいは、映像ワークショップもいい。とにかく今は訓練あるのみだ。

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■倉光仁美・妻・つまん
 見学者の演出担当であり、妻でもある。
■むすこん
 息子のこと。ネット上の相性。(この流れでわたしも「おっとん」と名乗るようになる)
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 ロムとその日本料理屋で飼われていたアサヒ(オス・現在北海道にいると思われる)との間に生まれた娘猫。

■歩く会
 都内を中心に歩く会。

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