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2007-09

眠れぬ夜

●うーん、やはり眠れなかった。1時過ぎに眠りについたが、3時半にはまた犬が吠え始めて起こされる。それからというもの、また眠れなくなってしまった。
  そんなわけで、どうも冴えない一日になってしまった。
●そんななか、唯一、収穫があったのは眠れないときに(基本的には怒りなどの感情が湧き起こってくることが原因なのだが)とにかく心を無にしようと心がけることで、幾ばくかの安寧が得られるということだ。かといって、無にしようと心がけていても、結局雑念が入る。
 十牛図の八番目の絵を頭の中に描く。それで少し楽になって、また明け方5時近くに少しだけ眠ることができた。
●今日は、そんなことをしなくてもたぶん一〇秒で眠れると思う。

群馬から

●昼間、晴れ間が見えたので、ここぞとばかりに洗濯や掃除。すっきりしたところで、夕方から実家へ。
●月曜日の朝のことを考えて、また出産間近の妹がいることも考慮に入れ、今日は群馬に泊まることにした。そんなわけで群馬から。
●昨日からビデオカメラのことを考えているのだが、やはりPanasonicのAG-DVX100シリーズがいいのかもしれない。せっかく買うなら、多少高くてもハイビジョン撮影のできるAG-HVX200にしようかと思ったのだが、ハイビジョンテレビでのDVD観賞と言うよりも、まずはとにかく撮影する技術を身につけることだ。
 そして、DVX100で撮影されたいくつかのDVDを見ても、充分に素晴らしいものができている。
●明日は朝が早いので、もう眠ろうと思うのだが、実家の犬がうるさくて眠れそうにない。大丈夫だろうか。

ハイブリッド・レジャーランド

●以前にも書いたが、今日土曜日はここに行こうと決めていた。東武動物公園である。
 子どもの頃に行った動物園と言えば、ここか、上野動物園。
 最初の目的はここでビデオを回して、それを短く編集してみるという練習のつもりだったが、普通に楽しんでしまった。というのも、今の家庭用ビデオはおよそ9年前のもので、そもそも付属のバッテリーが長時間持たないことに気付いたのだった。
●とにかく猿山がいい。ずっと見ていても飽きない。ここを何とか撮影したかった。
●いい天気だったのだが、とにかく暑い。それにしても、ハイブリッド・レジャーランドってことはないんじゃないか。旭山動物園の行動展示ではないが、そうした努力が何か欲しい。このままではちょっと厳しいんじゃないだろうか。心配になる。

どうやってそれを捉えるか

●4歳になったばかりの甥っ子からの携帯メールが凄い。
 最近の携帯電話の変換予測機能が文章を作成する能力を低下させていると何かのテレビ番組で言っていたが、それとは別に新たな可能性さえ持っているのではないか。もちろん、本人は意味など分かっていないのだが、妙に語感が心地よかったりする。
 これはまさしくエクリチュール・オート以外の何ものでもない。
●ハロルド=ピンターの『何も起こりはしなかった−劇の言葉、政治の言葉』が非常に面白い。
 最初の「ノーベル文学賞受賞記念講演」のなかで、「自分の戯曲がどんなふうにして生まれるのか?」という質問に対して、「ある文、ある単語、あるイメージから生まれている」と答えている。
 さらに、『昔の日々』などの戯曲が生まれる瞬間を細かく説明してくれているが、まさしくそのようにしてしかその世界を捉えることはできないのではないか。映画にとっても、それは同じように松本俊夫『映像の発見−アヴァンギャルドとドキュメンタリー』にも、実はそれに通ずる「事実(アクション)の映画」ではなく「存在の映画」に対するアプローチが書かれている。これがまた非常に面白い。
 この二冊の間をしばらくは行ったり来たりすることになりそうだ。

台風9号(フィートウ)上陸

●新たなiPodシリーズが遂に発表された。iPhoneの電話機能のみを除いたiPodTouchはもちろん気になるが、確かに電話はすでにあるので、これで充分ではないかと思う。
 ただ、わたしの場合、持ち歩き用のハードディスクとして4世代目のiPod(60GB)を使用しているので、従来型がiPod classicとなっても160GBのハードディスクは魅力的だ。このMacBookがそもそも120GBだから単純に丸々バックアップできるということになる。ただ今使っているのiPodは故障が多く、よく動かなくなるのが難点。これではハードディスクとしての機能がない。
 欲をいえば、今回の発表で120GBくらいのiPodTouchのような製品が発表されてくれれば、迷わず購入したんだけど。
●まあ、そもそも2世代目のiPod(10GB)もあって、それは現在車の中に常に設置されたままになっており、カーナビで操作できるようのでまだ役目を続けている。3世代目のiPodを使っている妻のものをそろそろ買い換えてあげたいが、「大きなお世話だ」といわれてしまった。
 というわけで、生活が変われば必要な携帯用品も変わる。東京に住んでいると電車に乗ることが多かったわけで、そこで動画が見られたりすれば、確かに便利だったに違いない。しかし、今はほとんど車移動。都内に出るのも車になってしまった。 

●こんなこととは関係なく、フィートウは着々と近づいている。
 雨戸を閉め、防災グッズの準備。風呂にも水を張ってある。停電対策もしてある。

集中力

●なんていうか、偶然というか、NHKの『鶴瓶の家族に乾杯』は毎週PSXで録画してくれているのだが、もちろん、それは「笑福亭鶴瓶」というキーワードを入れているからだが、ここからさらに家族に乾杯に小野文恵アナウンサーが登場するから、『ためしてガッテン』の再放送を何度も録画する。しかも、同じ内容のものを二回。それはやりすぎなんじゃないか、と思いつつも、「集中力」についての興味深い内容だったので、つい見てしまう。
●この「集中力」ということばは、おそらくわたしの日記の中に頻繁に出てくる単語のうちの一つではないかと思うが、この「集中力」についての本というのはかなりあるんじゃないだろうか。って、Amazonで調べたら、やっぱりかなり怪しい感じの類のものから、脳の仕組みに徹したものまで様々だった。
●で、ふと気付いたのは集中したいのだけれど、今、何に集中すればいいのかわからないということだ。映像作品のことを考えるのはもちろんだが、まだあまりにも漠然としていて、集中する段階のものではない。何か集中して取り組めるものが必要だ。
●あ、ハイデガーもあったわけだけど…。

事故

●朝、いつもの通勤で渡る橋で小さな玉突き事故。いつも渋滞になっている場所だからよく事故が起こる。
 これがまだ事故ってすぐだったようなので遅刻になるような大きな渋滞ということにはならなかったが、それにしてもどうして車があんなに停滞しているなかで四台の車が玉突きできるのだろうか。しかも、二台目と三台目はかなり損傷していた。
●夜中、洗濯物が干してあったのだが、急に大雨。慌てて取り込む。これもまた一つの事故。

まとまらぬまま

●静かに風呂に浸かって本を読む。汗を垂らしながら、ただ黙々と本を読む。
●またiPodがSadPodが出ている。もう駄目なのか。9月5日に新しいiPodが発表されるという噂だが、発表内容によってはそれに買い換えてもいいかもしれない。って、金がないな。何しろビデオカメラを買わなきゃならないし、今月は観ようと思っている舞台が目白押しだ。本当に観たいものはさらにもう一回観るから、どうしたって金がかかる。
 その上でビデオカメラ。うーん。
●で、その前に今週末はある場所に行くことに決めた。それもまた映像のためだが、頭の中を空っぽにできて、かつ撮影の素材に困らない場所だ。訓練にはもってこいである。
 詳しくは今週土曜日の日記をお待ちいただくとして、そうして土曜日に少しずつ取り溜めていくことで10分くらいの習作を何か作れるのではないか。そして、それをこのWeb上で公開することを考えれば、またモチベーションも上がる。
 ビデオカメラを買う前に、まずは昔のホームビデオでそうした訓練を重ねればいい。
●眠くて、話がまとまらない。
 まあ、最近の日記はちっともまとめようとしていないわけだけれど。

次の準備

●朝、無印良品から新しいダイニングテーブルが届く。これで8月の買い物はすべて終わり。だいぶ8月は散財してしまったからなあ。それを地味に組み立てて働き、それからあとはあまり気力が起きぬまま。
●具体的な計画を立てなければ、次の行動に向けての。
 まあ、一応少しずつ輪郭は見えつつあるのだけれど、これをすぐに掴もうとするとまだ浅いものになってしまうような気がしてならない。まだまだ先に考えておくべきことがあるような気がする。
●たとえば、カメラワークについても一つ考えたことがあるのだが、しかし、それもやはり訓練が必要になる。カメラを持つ訓練。

シアターナインス『シェイクスピア・ソナタ』を観る

●実はぴあでこのチケットを買ったとき、第一希望から第三希望まで日程を入力したと思ったら、すべてが予約されていて取り消しできないと書いてあったので、2枚×9,000円×3回分=54,000円かかってしまった。
 明日の分は譲ったが、15日の分を何とか2枚で9,000円くらいで何とか販売できるだろうか。まあ、もう一回見てもいいんだけど。金銭的にはまあ厳しいけれど、わたしにはそれだけの価値があった。
●それくらい面白かったし、得るものもあった。シアターナインスについては、こちらを参照していただくとして、二度目の岩松了作品ということになるこの『シェイクスピア・ソナタ』だが、『夏ホテル』に比べるとだいぶわかりやすい印象。それでも各幕終盤の台詞はダイアローグからモノローグへと変化していく台詞などはすでに他の作品でもよく使われている手法だが、非常に心地よい。何しろ台詞が素晴らしい。
 キャストの方も、松本幸四郎さんの様式的な演技が岩松戯曲に合うかどうかは別として(むしろ破綻の少ない三谷脚本の方があっているように思う)、トータル的にみんないい。もちろん、幸四郎さんもいるだけで素晴らしい。
●さらに今回の内容的には、経営のことや会社のことが描かれており、それと同時に芝居の一座が描かれるというのが非常に個人的には興味深く、わたし自身ももう少し「経済」や「社会」、その縮図としての「会社」あるいは「働くということ」について、見学者でも力を入れて考えてもいいのではないかと思った。
 そうした別の視点を組み込むことで、また別の角度から「台詞」が出現してくるのではないか。今のわたしの描き方ではどうしたって引用に頼りがちになってしまうし、もっと自分なりの体験や思考そのものを言葉に変換していきたいと思う。
●もう一つ、映像について考えるヒントもまた得られた

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