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2007-07

車道を走る白い犬

●関東平野の北西に当たるこの地は、やはり田舎である。右も左も青々とした田んぼのなかを真っ直ぐはしる往来一車線ずつの農道がある。昼間、そこを車で走ると、たった一つの交差点で左側に白い物体がこちらに向かって走ってくるのが見えた。よく見ると少し大きい犬だった。
 農道とはいえ、車がわりとビュンビュンと走る車道だ。心配になる。
●夜、来た道を変えるころには、なんと昼間に見たその犬がしっぽを振って対向車線を走ってくる。
 あいつは、あのあたりをずっと走り回っていたのだろうか。

明後日は八月

●明日、明後日になるともう8月である。梅雨はいつ終わるのかと思っているところへ、ものすごい大雨。この北関東。関東平野の北西の地。
●明日は七月、明後日は八月。今日は土用の丑の日。スーパーでうなぎを買って、鰻丼を作る。
●そして、身体に異変が起こる。なんか腕・足が何となく痒い。そして、赤い発疹がぽつぽつと。うなぎのせいなのか、イエダニなのか。はしかなのか。まだよくわからない。

参議院選挙

●自民惨敗、民主大勝という結果に終わったわけだが、安部首相の対応や答弁を見ても、どうも歯切れが悪い。その歯切れの悪さがどこにあるのかということを考えていたのだが、どうもあの人は動かされているだけなのではないかということだ。人事の問題が指摘されているが、判断が常に鈍い。
 約束を守るために続投するというが、憲法9条の問題にしても、人事の問題にしても内閣そのものに対する批判であることは間違いない。
●それが、今後、衆参の両バランスが取れるようになったことは喜ばしいことだ。衆参両議院制度が本領を発揮してくれることを望むわけだが、今の安部内閣にも、安部首相にもそれができるのかどうか。おそらく今日の対応を見ている限り、自分の言葉で話していないうえ、まったく状況を飲み込めていないことから考えても、おそらく駄目だろうと思う。
●何が行動力・実行力だ。やってほしくないことをいくら行動・実行しても誰も喜ばない。まずはそのことに気付くべきだし、時代の変化にも気付くべきだ。

マッサージへ

●身体の疲れが取れないので、近辺のマッサージ屋さんをいくつか見繕っていたなかから一つ連絡を取って、妻と一緒に訪問。
 わたしはだいぶ楽になったが、妻はどうもその前に軽く風邪をひいたようで、頭痛を訴えている。

週末前

●ここ数日はほぼ毎日帰ってから、とにかく運動している。これが4日目。汗をかくことで、いままでなかったくらいストレスが解消されている。食べることでストレスを解消するより、身体が動くうちは身体を動かさなければ。
 ただ、慣れていないため身体も頭も疲れており、朝はかなりきつかった。
●金曜日はだいぶ気分が楽になる。せっかくの週末を大事に過ごそう。起きたら午後だと悲しい。その上、この日記を書いていないと何だか週末がまだ来ていないような感覚に陥るから、厄介だ。そういう週末ばかりだった。やるべきことをとりあえず全部片付けて、参議院選挙のある週末へ。

どこかにいる

●睡眠が足りない。
この記事によると猫はかなり地震に敏感らしい。
 確かに母猫のロムなどは小さな揺れや音にも敏感に反応し、安全な場所の確認も怠らない。
●それに比べて、娘のハムはやはり人間の手で取り上げられたせいか、どこか呑気である。そして、クローゼットが好きらしい。どこに引っ越しても、クローゼットや押し入れの中に入り込んで眠っている。今の家ではうっかり締めてしまうともう出られなくなってしまうので、注意が必要だ。
 「そういえば、あいつどこに行った」というときには、クローゼットのなかだ。
●もうまもなく7月も終わり。熟睡したい。

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適応ということ

●先日亡くなった河合さんの本『カウンセリングと人間性』を少しずつ噛みしめるように読んでいる。
 人間がその状況に適応するということについて書かれている。
 「適応」のなかにも「消極的適応」と「積極的適応」があるという話題は非常にわたしのなかではタイムリーな話で、いや、河合さんの言葉だからこそものすごくすんなり入ってくる。
 そして、一文一文が考えさせられる。反省を促される。いま、自分に何が出来るか。見学者では何が出来るだろうか。
 経済の社会から溢れてしまったり、あるいはそこにはない別の何かを求める者たちにとって必要なものを創出することは出来るだろうか。
 社会と見学者との適応もまた大きな一つの課題である

運動

●ここ最近、身体が重くなってきて、スーツもきつくなってきていることを考えると、東京にいた頃よりも圧倒的に動かなくなったことを思い知らされる。何しろ歩かない。すぐに車だ。すぐ近くでも車に乗ってしまう。
●そんなわけで、WiiSports熱が再燃して、とにかくボクシングと連続バッティング。いわゆる巷で流行のビリー・ザ・ブートキャンプなどはあまり食指が動かない。
 連続バッティングでは、打ったらスクワットという繰り返し。

修正

●その後、東京商工会議所の名誉のためにも書いておくと、ちゃんと修正されたものがご丁寧に送られてきた。
●しかし、昨日までの流れで平日でも何とかDVD化を進めたかったのだけれど、さすがに月曜日は駄目だ。早朝から頭をフル回転させなければならない。
 平日はビタミン剤を飲まずに過ごせなくなっている。
●そんなわけで、今日はこの辺で。

編集終了

●群馬県知事選挙へ。居住地は熊谷だが、本籍は群馬県のままなので、選挙は実家の近くの小さな公民館である。
 まあ、結果は既に出たわけだが。
 いずれにしても、県知事選と参議院選は何とかまとまらなかったのだろうか。
●とにかく今日は『次の出発』編集作業。
 もう細かいことは気にしないでとにかく完成を急ぐことにする。というわけで、完成。できるじゃん。
 編集はこれでわたしの分担は終了。倉光もほぼ完了しているようだ。
 あとはFinalCutProからDVDStudioProに移行して、今度はDVD化になるわけだが、ここでまた足止めを食らう。
●ゴールは見えてきた。もう少し。

うちわ祭り

●週末、どうしても眠ってしまう。今日も11時間睡眠。
 気分転換に駅前まで行って、祭りの様子を見に行くことに。
●屋台でジュースを購入すると、うちわをもらう。そこに祭りの由来がある。

 祭中商家で赤飯をふるまっておりましたが、江戸時代になり団扇をもれなく差し上げるようになったところから、うちわ祭といわれるようになりました。

 そして、「御祭神・素戔嗚尊」とある。
 この土地の芝居を考えるところからはじめるならば、この「素戔嗚尊」に何かヒントがあるのではないか。

土地と創造

●今日は一日、東京。いつもより早く家を出て、茗荷谷へ向かう。
 数ヶ月前まで住んでいた場所だが、歩いていて思ったのは、あの場所で作られた『雲の溜まる休日2006』及び『次の出発』は、茗荷谷という土地がなければあの形にはならなかったかもしれないということだ。
 年齢や経験による作品の変化は当然のこととしても、そこに土地の力があるかどうか、つまり、あまり演劇とは縁遠い土地であったことが却ってよかったのではないか、と思えてきた。
 歩いていたら、なぜかそう感じたのだった。
●つまり、埼玉の北の外れの熊谷で作られるものは、またこの土地が大きく影響するはずだ。
●そんな熊谷も「うちわ祭り」。東京から戻ると、すでに始まっていた。山車が通るので、交通規制。”,”土地と創造”,0,,publish,open,closed,,%e5%9c%9f%e5%9c%b0%e3%81%a8%

河合隼雄さん死去

●ついに亡くなられてしまった。太田さんの死から一週間も経たぬ間に、演劇を志す前にカウンセラーになろうとわたしに思わせてくれたうえ、結局その志は大学受験で崩れたものの、演劇にもあるいは仕事でも、すべての面でわたしの支えになっていた人だった。
 話を聴くこと。そこにある声に耳を傾けること。
 何があってもその心だけは引き継いでいきたい。そして、「全力をあげて何もしない」というわたしの座右の銘も、河合さんの言葉だ。
 わたしの中の大きな3本柱のうちの2本だった人たちがこの1週間の間に亡くなってしまうなんてことがあっていいのだろうか。
 ご冥福をお祈りいたしております。

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無事合格(2級)

●東京商工会議所から予定より二日早く書類が到着した。なんとか合格していた。カラーコーディネーター2級。
 合格証は昨年もらった3級のときよりしっかりしたカードに変わっていた。まあ、それはいいんだけど、気になるのはそれと一緒に付いていた書類(成績票)だ。
 上の方には「第22回 環境社会検定試験(R)(eco検定)」と書かれている。
 しかし、一番下に小さく「カラーコーディネーター検定試験(R)は東京商工会議所の登録商標です。」と書かれている。
 まあ、カードも、成績票に書かれている解答も、カラーコーディネーターのものなので、単なる打ち出し間違いだとは思うが、うーん、それにしても。
 いずれにせよ、合格していたので安心した。

どこでも見れる

  • 2007-07-17 (火)
  • TV

●先週土曜日に放送されていた『島根の弁護士』というドラマが録画してあったので見る。
 香川照之、益岡徹、竹中直人(敬称略)と素晴らしい俳優が名前に並んでいたからで、ドラマの展開も前半からかなり渾沌としていたのでかなり期待して見ていると、筋としては驚かないけれど、あまりにあっけにとられる終わり方で驚かされた。
 ただ、やはり香川照之はいい。どこがどういいと巧く説明できないのだけれど、とにかく素晴らしい。
●で、最近ちょっと驚いたのは、見逃した連続ドラマが、すぐにネット上に公開されているということだ。もちろん著作権上問題があるわけだが、驚くのはそれが韓国のサイトだということで、わたしがチラッとのぞいたところ翌日にはすでに韓国語の字幕付で公開されている。
 そんな時代になってしまった。

泥棒・地震

●午前3時12分。就寝してから1時間ちょっとの時刻だった。リビングから物音が。しかし、明らかにその音は、猫の歩く音などではなく、人間の足音のように聞こえ、寝ながらもその音に耳を澄ましていたのだが、何度か聞こえるような。
 で、午前3時46分、物音を自分で立てながら起床。ひとまずトイレに行ったものの、誰もいる様子はない。それから月曜の朝なので、どうせ6時には起きなきゃならないからと寝ないことにした。
 たぶん、DVDができていない罪悪感のようなものにも突き動かされているような気がする。
●午前10時13分頃、会議中に大きく揺れる。また新潟だという。ちょうど新潟から来ていた義理の弟と仕事をしていたのだが、やはりあちこちから心配のメールやら電話がかかっているようだった。
●午後10時30分。もう限界。

自分でやれること

●せっかくの日曜日なのに、なかなかやるべきことが前に進まない。明日は一般的には「海の日」で休日のようだが、普通に仕事。
●買ったはいいけど、小林賢太郎氏のソロアクト『Potsunen』をDVDで見る。やっぱりよくできている。欲を言えば、もう一ひねり欲しかったところだけれど、ある種の参考になった。
 自分が足りないと思ったことは自分でやればいいということだ。
●とにかく今はやりたいことをやるために、やらなければならないことを片付ける。

とにかくよく寝る

●昨日は14時間、今日は12時間。自分でも考えられないくらいによく眠る。
 あとはただ呆然として一日が過ぎる

太田省吾さん死去

●本当に残念でならない。まだ67歳。
●太田さんの舞台なら、どこにでも行った。中国からでも、東京や九州にも行った。東京から京都にも行った。それだけの価値のある舞台を作ってくれる人だし、もっと見たかった。とにかく残念でならない。
●残された著作や過去の舞台からまだ学ぶことがある。やらなきゃならないことがある。

ためらいの倫理学

●Amazonで注文した『ためらいの倫理学—戦争・性・物語“>』が到着。
 気付けば、ここ最近は内田樹(たつる)氏の本が増えている。
 誰か気になる作家や思想家がいて、それを追いかけて本を買うということは今まで多かったが、いつのまにかこの人の本が増えていたという現象は初めてのことだ。
●短い文章が続くので、気になったタイトルから読む。
 「分かりにくく書くこと」の愉悦について
●なんて興味深いタイトルだろう。
 言わばポストモダニズム的論文を合理的・実存的視点から指摘した問題点を参照しながら、実際のところ、「自分が何を言っているのかわかっていないときに、変に面白いことを言い出す人がいる」とか、「不明瞭なものがすべて深遠であるわけではないが、不明瞭である上に深遠でもある思想というのは確かに存在する」とかいうことが書かれており、人間のデタラメさをどれだけ受容できるかというのは、人間のスケールの問題だということにも共感できる。
●ストレスの溜まる仕事の毎日だが、こうしたものに触れ、また舞台のことを考え、あるいはここに関わってくれた役者達・スタッフの人びとのことを思い出すと、まだやり残したこと、やらなければならないことが山ほどあるから、生きていかなければと思うのだ。

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■倉光仁美・妻・つまん
 見学者の演出担当であり、妻でもある。
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 大連駐在時に日本料理屋のウェイトレス張さんにもらった猫
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 ロムとその日本料理屋で飼われていたアサヒ(オス・現在北海道にいると思われる)との間に生まれた娘猫。

■歩く会
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