観劇 Archive
643ノゲッツー『爪痕』、トリガーライン『微熱』を観る
- 2007-11-10 (土)
- 観劇
●車で出発したのは11時半。途中、昼飯を食べて、高円寺を目指す。しかし、高円寺駅周辺の駐車場がどこも満車で入れない。仕方がないので、少し離れた駐車場に入れ、歩く。明石スタジオへ。
『次の出発』に出演してくれた伴田さんが出演中の643ノゲッツー『爪痕』2時の回。
ざっくりした印象だが、もっとごちゃごちゃするならゴチャゴチャに徹することもできたようにも思う。4幕構成の最後で巧くまとめようとしすぎていた感もある。
●さらにそこで藤田さん、筒井さんと合流し、車で王子へ。ルート的に新宿・池袋を通ってしまったので、5時5分前ギリギリで王子に到着。劇場裏にちょうど駐車場があったので助かった。
●トリガーライン『微熱』はまずセットがしっかりしていて、好感が持てる。美術に対する意識がしっかりあるのは気持ちいい。わたしにとっては結構重要な要素である。
構成的には完成度が高かったように思うけど、これも巧くまとまっていて、テレビ向きだったようにも思う。もし、テレビドラマで好んでチャンネルをとめて見るかと考えたらそうでもないかもしれない。
●やはり舞台は舞台でしか観られないものを見たいものである。
●ただ、ハシゴして舞台を見るのも久しぶりで、こういうのもたまには悪くない。
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『ニュータウン入口』を観る
- 2007-09-30 (日)
- 観劇
●遊園地再生事業団『ニュータウン入口』。いつもだったら(おそらく99年以降)、遊園地再生事業団の舞台(本公演)は特別な事情がない限り二回は観ていたのだけれど、残念ながら今回は楽日の本日のみ。
それでも「リーディング公演」「準備公演」「本公演」とその変化の過程を見ることができてそれがよかった。
●まず、舞台美術が気持ちいい。
●それから、「カメラマン」という人物が一人増え(台詞が増えと言った方が正しいか)、最後の『ニュータウン入口』という映画と全体の内部構造を繋ぐ存在として、活かされていたのも興味深い。
●二時間二〇分があっという間だった。
●終演後、N藤さんと久しぶりに再開。またゆっくり話をしたい。
で、江原君・藤田さんの二人とお茶をしながら、話をする。二人ともコツコツと頑張っている。今の自分が何も進んでいないことが、非常に腹立たしいというか、悲しいというか。
●毎日、少しずつでも映画のことを考えよう。台本を書き、コンテを作ろう。フィクションか、ドキュメンタリーかはそれほど大きな問題ではない。あ、それは数日前にも書いていたんだ。
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シアターナインス『シェイクスピア・ソナタ』を観る
- 2007-09-01 (土)
- 観劇
●実はぴあでこのチケットを買ったとき、第一希望から第三希望まで日程を入力したと思ったら、すべてが予約されていて取り消しできないと書いてあったので、2枚×9,000円×3回分=54,000円かかってしまった。
明日の分は譲ったが、15日の分を何とか2枚で9,000円くらいで何とか販売できるだろうか。まあ、もう一回見てもいいんだけど。金銭的にはまあ厳しいけれど、わたしにはそれだけの価値があった。
●それくらい面白かったし、得るものもあった。シアターナインスについては、こちらを参照していただくとして、二度目の岩松了作品ということになるこの『シェイクスピア・ソナタ』だが、『夏ホテル』に比べるとだいぶわかりやすい印象。それでも各幕終盤の台詞はダイアローグからモノローグへと変化していく台詞などはすでに他の作品でもよく使われている手法だが、非常に心地よい。何しろ台詞が素晴らしい。
キャストの方も、松本幸四郎さんの様式的な演技が岩松戯曲に合うかどうかは別として(むしろ破綻の少ない三谷脚本の方があっているように思う)、トータル的にみんないい。もちろん、幸四郎さんもいるだけで素晴らしい。
●さらに今回の内容的には、経営のことや会社のことが描かれており、それと同時に芝居の一座が描かれるというのが非常に個人的には興味深く、わたし自身ももう少し「経済」や「社会」、その縮図としての「会社」あるいは「働くということ」について、見学者でも力を入れて考えてもいいのではないかと思った。
そうした別の視点を組み込むことで、また別の角度から「台詞」が出現してくるのではないか。今のわたしの描き方ではどうしたって引用に頼りがちになってしまうし、もっと自分なりの体験や思考そのものを言葉に変換していきたいと思う。
●もう一つ、映像について考えるヒントもまた得られた
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トリのマーク(通称)『5時には家に帰ろう』を観る
- 2007-08-19 (日)
- 観劇
●下北沢ザ・スズナリでトリのマーク(通称)『5時には家に帰ろう』を観る。
●まず、今回トリのマーク(通称)は初見だったわけだが、非常に豊かな舞台だと思った。過度な説明などはなく、それでいて通底には温かい眼差しが流れているようにも感じられ、その感じがスズナリの劇場内全体を独自の世界にしていた。
それでいて、今回の下北沢の再開発に対する抗議もその背景にある。
●さらに、藤田さん、江原君、丸二さんという「次の出発」メンバーが、出演していたのでそれがやはり楽しみだった。
三人ともそれぞれにしっかりと魅力的に舞台に立っていたのが嬉しかった。もちろん、見学者は劇団ではないし、所属するメンバーも倉光とわたし以外にはいないわけだが、それでも、一度同じ舞台を長期間にわたって全力を尽くしてくれた人たちのことは気になるし、役者を続けてくれればと思う。
そんな人たちが、こうしてまた別の場所で別の舞台に立ち、そこでまた別の魅力を引き出されているのを観ると単純に嬉しい。まあ、逆の場合は悲しいわけだけど。
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ロスリスバーガー『濡れる!』を観る
- 2007-07-07 (土)
- 観劇
●『次の出発』出演者の渡辺(さ)さんが、出演しているロスリスバーガーの『濡れる!』を観に行く。
●少し早めに家を出ることにして、車で移動。およそ1時間45分くらいで神楽坂に到着。
和菓子のお土産などを買ったりして、神楽坂近辺を軽く散策。七夕なので浴衣姿の人も多い。喫茶店で休憩。
●神楽坂die-pratzeへ。
芝居そのものとしては、何か新たな試みがあるようには感じられなかったけれど、ある特定の時代、とはいっても「現代」を描くということは面白いかもしれないと思った。さらに場所も絞り込んで。
●終演後、藤田さん、伴田さん、筒井さん、能登谷君に渡辺さんも加わって、食事をしながら、夜遅くまでまたいろいろと芝居の話をする。
帰りは1時間10分くらいで到着。
また、みんなからいろいろ活気をもらえたのが何よりだ。
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『ニュータウン入口』準備公演を観る
●楽しみにしていた準備公演。
リーディングから第二稿が書けなかったと宮沢氏の日記には書かれていたわけだが、でも思ったより印象は変わっていた。映像が増え、もちろん動きが増え、登場人物も一人一役で分かれていたし、見やすくなっていた。
始まり方や終盤の締まり方などはしっかりと絞られていた印象があり、見ていて気持ちいい。
●『東京大学「ノイズ文化論」講義』も間もなく発売されるわけだが、ノイズを受容することと排除することについて考えていた。
まして、わたしもエクリチュール・オートでは『ノイズ汲み取り室』というタイトルで毎日書いているわけで、そもそもこのタイトルもほぼ偶然に近い形で生まれたものだ。
さらにモダニズム建築のルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエは”Less is more”(少ないことはいいことだ)という発想で、シンプルで無駄のない建築を試みているわけだが、それを踏まえてポスト・モダニズム建築のロバート・ヴェンチェーリは、”Less is Bore”(少ないことは退屈だ)と皮肉った。
ここにはある種の「ノイズ」への姿勢が含まれているようにも思われる。つまり、『ノイズ汲み取り室』とはまさしく近代を作る装置のようなものだということになる。まあ、単純な二元論ではもちろん語れないわけだけど。
一方、ポストモダン的なノイズを「受容する」という立場を取ることで、先日書いていたある種の「甘さ」が出現してくることも確かではないか。その落とし穴に注意していながら多様性やノイズを保護する立場というのが大事なところだと思う。
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『やってきたゴドー』を観る(録画)
●数週間前にNHKで放送されるとわかったのは、その日の放映数時間前のことだった。慌てて録画予約をしたものの、なかなかまとまった時間が取れずに観られぬまま、そういえば、購入したままのDVDなども数多く残っている。大連生活ではありえない。枯渇しているか、飽和しているか、そのどちらかというのが悲しい。
そんななか、とりあえずまずは『やってきたゴドー』である。
●原作からは登場人物5人にゴドーを含めた6名。さらに別役ワールドの登場人物達や「受付」「電信柱」「バス停」などが入り乱れての不条理ワールド。
新たにダイナミックなテクニックが発見できたかといえばそうではないが、喜劇性が強く見やすい作品。
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『業に向かって唾を吐く』を観る
- 2007-05-26 (土)
- 観劇
●王子小劇場。
王子まで車で移動。夕方5時に家を出て、ちょうど2時間。王子近辺の駐車場を探すのに一苦労したが、無事開演前までに徒着。
●で、観劇。宗教の問題を軸に据えて暴力や性なども交えた今時風ののテーマで、中途半端に扱うとケガをするような感じだけれど、宗教については、前半だけではかなり浅はかで心配したものの、中盤から面白くなる。
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市民劇場TAMA『歌うシンデレラ』を観る
- 2007-05-19 (土)
- 観劇
●東京の多摩まで行くのには、電車でグルッと回るより、車で真南に進んだほうがいいだろうと余裕を持って家を出たのは午後2時半。
所沢から国分寺を超える辺りまででノロノロが続いたために、ホールに到着したのが午後6時。3時間半だった。
すでに開場している状況だったが、入ってみると、次の出発メンバーの藤田さん、小池さん、のっちが客席に。さらに後から杉田さん、渡辺さん。
●そして、出演しているのは同じく伴田さんと丸二さん。
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『死のバリエーション』を観る
- 2007-05-13 (日)
- 観劇
●11時半に家を出て11時58分の湘南新宿ラインに乗り、一気に渋谷まで出る。渋谷の東急東横線でドアに挟まれるハプニングがあったものの、とりあえず順調に開演前にシアタートラムに到着。
●今回のこの『死のバリエーション』はノルウェーの劇作家、ヨン・フォッセ氏の作品をフランス人演出家、アントワーヌ・コーベ氏が日本の俳優で上演するというこの企画。
そもそもヨン・フォッセ作品には地点の演出で衝撃を受けてから、観るようにしようと決めたのだ。演出次第で大きく変わる戯曲だということも魅力だ。
ただ、わたしが観たヨン・フォッセ4作品すべて途中で眠ってしまう。わざわざ6,000円払って眠るというのもどうかと思うのだが、必ず眠ってしまうのだ。『だれか来る』は確か北九州だったが、それも30分ほど眠っていた。だけど、記憶には鮮明に残っていて、衝撃を受けている。
特にこの作品は抽象性が高く、それを演出的にしぐさなどで説明しようという節が見られて、そこで少しわたしのモチベーションは下がってしまった。さらに、今はわたしの思考がより具体から抽象へ。つまり、特殊な事象から普遍へという経路を辿ろうとしているため、スムーズには入ってこなかったかもしれない。
●受付には大学時代の後輩に久しぶりに。わたしのことを覚えていてくれたことが何より嬉しいことだ。
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とにかく
- 2007-04-23 (月)
- 観劇
●またもや月曜日。一週間のサイクルが早い。
●とにかく夜は何も考えないようにする。くだらない番組を見て笑う。頭の中を一度空っぽにする。
●それでもやはり『ニュータウン入口』のリーディングを観て良かったと改めて思う。
明らかに観る前と観たあとでは、意識の張り方というのかな、表現への意欲が刺激されている。アンテナを張ろう。
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『ニュータウン入口』リーディングを観る
- 2007-04-21 (土)
- 観劇
●TSUTAYAで借りていたビデオを返して、また別のものを二本借りる。そして、また東京へ。
●上野に出るのにまずは熊谷駅まで車でなんだかんだと20分弱。距離はそんなにないんだけど、駐車場に止めたりいろいろある。駅の近くの駐車場。非常に原始的な料金支払いシステム。封筒に時間と車のナンバーを書いてそれを箱に入れる。
●そして、熊谷から上野まで約1時間ちょっと。上野駅から上野御徒町まで少し歩き、その途中で軽食。それから大江戸線に乗って、森下まで。
森下スタジオははじめて。遊園地再生事業団#16プレビュー1『リーディング公演』を観に行くというか、聞きに行くというか。
開演前のパンフレットからかなりワクワクさせてくれる。そして、わたしが書こうとして書けなかったあるテーマが見事に描かれていて、唸るしかなかった。そうか、その手があったかと。
たとえば、確かに予備知識があればもっと楽しめたなあと思うような場面もいくつかあるが、着目すべきはいつも方法。そして、姿勢。久しぶりに刺激的な舞台が観られてよかった。
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スリーポイントプロデュース ベケット・ライブvol.8『伴侶』を観る
- 2007-03-24 (土)
- 観劇
●初日を観る予定だったが、引越準備が終わらず、日を変えてもらっていたのだった。
引越後の整理はまだ完了していないのだが、東京の部屋も返さなければならないので、大家さんとは夕方に部屋の確認をしてもらうことにした。
●で、『伴侶』を期待していたのは、演出が地点の三浦基氏だったというのも大きくあり、実験性もかなり高いであろうことを想像していたからだが、確かにそれは実験的だった。
これに比べたら、『次の出発』は非常にわかりやすい作品だと言えるのではないか。まあ、比べることはできないけど。
少し残念だったのは、地点のような圧倒的な存在のキレというか、そういうものが感じられなかったこと。
映像も使われているが、個人的には書体などにも映像デザインにももう少し気を遣って欲しかった気がする。
それでも総じて刺激的だったし、こうした舞台を作っている人がいるということが何より励みになる。1時間という時間もちょうどよかった。
●夕方、東京の部屋に戻る。もうそこには何もない。
最後の掃除をして、大家さんに鍵を返す。敷金3ヶ月分も少しは戻ってくるのだろうか。
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青年団『ソウル市民 昭和望郷編』を観る
- 2006-12-11 (月)
- 観劇
●昨日は明け方5時半に寝て6時半に起床という、1時間睡眠。
まだ未確定だった戯曲の設定についてずっと考えていたからだが、ようやく見えてきた。
●で、群馬から東京への移動1時間の中でもなかなか眠れず。
●MacBookはIntelCore2Duoになってからクリアワイドスクリーンしか選べなくなっているようで、かなりテカテカだったのが気に入らなかったので、液晶保護シートでマット調にする。
これはかなりオススメ。キレイに貼れれば、クリアもマットも気分次第で切り替えられるわけだし。
●まあ、この話はいいとして、夜は吉祥寺へ。吉祥寺シアター。
劇場に入った時点で妙に緊張する。ああ、ここでやるんだなあという感覚。青年団の舞台は比較的声が小さいのではないかと思って、どれくらい聞こえるのか確認することも目的の一つだった。
ただ、やはり青年団の芝居はかなりはっきりと台詞を喋るわけで、一番後ろの席でも聞こえないということはまったくなかった。声の大きさではなく、明瞭さがあるからだろう。
芝居そのものはいわるゆリアルというような感じではなく、ウェルメイドな不条理口語演劇という感じだった。
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パラドックス定数『Nf3 Nf6』を観る/稽古13日目
●中野富士見町から歩いて8分くらいのPlanBという劇場には初めて行った。
●昼3時の回を観る。
二人芝居の濃密な時間、1時間15分くらいだったと思うが、濃密だった。存分に楽しませてもらった。
●ちょっと気になったのは、わたしの座った右斜め後ろで、ひどい寝息が聞こえたことだ。イビキじゃないだけいいのだけれど、だけど、右斜め後ろには客席はなく、どうやらスタッフというか関係者のようなのだが、中盤ずっとその音が気になってしまったのだった。
●終演後、主演の野木さんや、出演者の十枝君とお話しする。うーん、そうか。是非、頑張って欲しい。
●引き続き、日記を。で、パラドックス定数が終わって、ロビーで話していたら時間がなくなって、慌てて稽古へ移動。
●土曜日はほぼ実寸のアクティングエリアが取れるから、助かる。
シーン4は同時進行であれこれ進むのでちょっとややこしい。明日まではちょっと忙しいので、台本が書けないが、来週の火曜日・水曜日は、ほぼキャスティングも固まっているシーン4を中心にがっつり進められるのではないかと思っている。
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現代能楽集III『鵺/NUE』を観る その2
- 2006-11-19 (日)
- 観劇
●日曜日。いつもは群馬に戻るところだが、今週は戻らない。
●そんなわけで、現代能楽集III『鵺/NUE』を観る。楽日。現代能楽集III『鵺/NUE』を観るのときは、上手側から観たので見えにくかった部分が多くあったが、今回は下手側。よく見えた。
しかし、よく見えたと同時に同じ芝居でありながら、笑いのタイミングが回毎に異なるのはよくあることだろうと思うものの、上手下手それぞれの客席によって感じ方が違うということも感じられ、非常に勉強になった。
●客席を出ると、見学者-001-『路傍のひと』で舞台監督をやってくれた小金井君がいた。そうだった。小金井君は今は世田谷パブリックシアターの人だったんだな。当時から仕事が丁寧だったし、そうした丁寧な仕事で着実に演劇界に貢献している様子をその姿から垣間見られてよかった。
●帰ってから、チラシの束を片付ける。いいものとか変わったもののみを残し、残りの95%は捨てる。
●さらに、HDDに溜まった番組をまとめて1.3倍、あるいは倍速で飛ばしながら見ては捨てる。
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現代能楽集III『鵺/NUE』を観る
- 2006-11-14 (火)
- 観劇
●『鵺/NUE』。リーディングを観たのが『鵺/NUE』リーディング公演を観るのこの日で、2月3日のことだ。
●改めて戯曲の構造の面白さに唸る。
ただ個人的にはリーディングのイメージが非常に強く、ある面においてはリーディングのときの声を思い出しながら、そのシーンを見た方がよいと思われる場面もいくつか。
確実に影響を受けているのは間違いないが、そのあたりに何か差異を見いだせるように思えた。
●ポストトークでは生の野村萬斎氏。ないようについては、宮沢氏特集の雑誌『ユリイカ』など数冊を劇場で購入していたのだが、そちらと重複するので割愛。
●さらに、楽日の日曜日にもう一度観るので、そこでまた考えよう。
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『吾妻橋ダンスクロッシング』を観る
●仕事が終わってからすぐに浅草に移動。
●Asahi Art Squareで『吾妻橋ダンスクロッシング』を観るためだ。一昨日の晩にどうしても観たくなってネットで予約した。どうしても観たくなったのは地点が出場しているからで、個人的にはこの地点・三浦基氏の演出が非常に好きだ。寸分の隙もない強度のミニマリズム。ここまでできる舞台をわたしは他に知らない。
シベリア少女鉄道も、らしさをギュッとまとめたいい感じに仕上がっていたし、その他のダンスも質が高かったように思う。
吾妻橋ダンスクロッシング自体は初めて行ったわけだけれど、この企画そのものがかなりいいと思う。「ドリンク+おつまみ」しょくしながら。途中休憩には座席のすぐ隣(劇場内)で喫煙。最高の環境だった。まあ、そんなくつろぎムードの中で目の前のお客さんが、自分のビール缶を二回ほど蹴飛ばしていたのを見逃さなかったが。
●で、何が収穫だったかって、これはわたしも舞台を続けられるというような漠然とした希望を見いだせたことだ。
コントを除いて、どこも出演者は少数。身体一つあれば、基本的には創作できる。まあ、もちろんスタッフさんがいなければどうにもならないが、そのあたりも何とかなるような気がした。
●そんなわけで、戯曲に再び手をかけ始める。
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ベケット生誕100周年記念『エンドゲーム』を観る
- 2006-09-23 (土)
- 観劇
●数日前にこの公演『エンドゲーム』のことを知ったので、急に予約していったわけだが、ベケットはやはり難しい。
従来の戯曲では『勝負の終わり』として有名なこの戯曲は翻訳が変わり、タイトルも英題をそのまま使うというように変わったのだろう。
●ベケットをより現代的に変換するという試みはよくわかったのだけれど、やはりベケットは難しい。論理の飛躍についていけない。特に前列に座っていた女優・渡辺美佐子さん目当てであろう奥様方は、開始早々唖然として10分も立たずに就寝していた。
まあ、戯曲として論理が飛躍しているとか、そんなのは当然と言えば当然で、論理で考えてはいけないのはわかっているのだが、たぶん、わたしの感性に合わなかったのは、演出的なストイックさに欠けたからではないかと思う。
もっと単純に言えば、台詞の発話に表情がありすぎて、うるさく感じてしまったのだった。
●とはいえ、収穫が全くなかったわけではなく、舞台装置や照明などは画期的で面白かったし、こんなに偉そうに書いているけど、そもそもベケットの舞台を観るのは今回が初めてだった。
そして、まだまだベケットのことについても知りたいと思ったのだし、そういう意味でも、この舞台を見て良かったと思う。幸いこのベケット生誕100周年というこの時期にはいろんなイベントがあるようなのでいろいろ観てみたい。
●個人的にも『次の出発』に進む前に、ここでもう一度原点に立ち返れるような気がする。
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パラドックス定数『38℃』を観る
- 2006-09-22 (金)
- 観劇
●昨日宣伝していながら、早速観てきた。
●いろいろ書きたいことはあるのだけれど、まだ始まったばかりなので、ほとんど核心に触れることについては何も書けない。またすべてが終わったら、ここに書き加えることにしよう。
●まあ、漠然とした感想としては、いい緊張感のある舞台だったし、決して媚びないながらも、ちゃんと構成も考えられており、展開では飽きることはなかった。
時間はあっという間だった。
●終わってから、杉田さんやその他以前出演してくれた人たちといった懐かしいメンバーのそれぞれに会い、軽く挨拶。
●とにかくわたしもいい舞台を作ろう、と思わせてくれる舞台だった。
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