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沼と美術館

●今日は特別、何か用事があったわけではないのだが、ちょっと行っておきたい場所があった。それが沼である。「多々良沼」と呼ばれる沼は会社のすぐ近くだが、今まで行ったことがなかった。
 桟橋の雰囲気と言い、沼の感じと言い、できることならここをイメージしてもう一度、沼や池にまつわる話を書きたいとさえ思った。
●その後、すぐ近くに館林美術館がある。これも名前はずっと聞いていたが行ったことのない場所。想像以上に近代的な美術館だ。こんな田舎に置いておくには持ったないつくりをした建築物。文化的なものにもお金はかけているのだが、あまり表に出てこないところが勿体ない。
 今回、フランソワ・ポンポンの彫刻が特に可愛らしく興味深かったが、なるほど、群馬県立館林美術館を同じくWikipediaで調べるとこうある。

ポンポン死後鋳造問題
館林市には「分福茶釜」伝説の茂林寺があり、この「ぽんぽこぽん」という語感にひっかけて、館林美術館の主な収蔵作品の中心に、ポンポンの動物彫刻を据えようと計画、作品の収集を行っていた。美術館内には実際にポンポンのアトリエを忠実に再現した「彫刻家のアトリエ」とよばれる施設を建設し、ポンポンの使用した道具なども揃えた。
だが、3億円強の資金を要して収集した52体もの彫刻の実に6割以上にあたる38体がポンポンが遺言で禁じていた死後鋳造であることがオルセー美術館の調査で発覚し、「正式な作品として展示すべきではない」と指摘される。そのため、現在もそのほとんどが展示することができず、常設展示品がほとんどない状態に陥っている。

●なるほど。騙されて買っちゃったのかなあ。まあ、でも、こればかりはどうしようもないな。作品として魅力的なことに間違いはない。ポンポンを広く知らしめることこそ役割だろう。死後鋳造と明記してあったようだし、いい展示だったよ。


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