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『もしドラ』読了

●そこそこ話題になっている『もしドラ』。略称のままで失礼します。あの表紙がどうかと思うビジネス書である。かなり強烈なプッシュを受け、また先月だか先々月に大連で読むものがなかったので、ほとんど衝動的にiPhone版を購入した。
●いかにもな高校野球ドラマであるが、ドラッガーの原書にあたりたくなったのは、ある意味ではこうしたビジネス書はある種のドラマ性をもって描くことで理解が深まるということもある。あと問題はドラマツルギー。
●確かにビジネス書の大部分が極めてチープなドラマツルギーの上に成り立っており、それがひいては経済そのものの閉塞感を生み出しているのではないかとさえ感じられるほどだ。
●経済世界には「成長戦略」「成功体験」などのようなものがベースにある。だから云わんやチープなドラマツルギーに陥りやすい。しかし、わたしも労働者として働いている際にはよく感じたが、そのドラマに乗っかれないのだった。どう考えても面白くない。
●なにか経済書、ビジネス書の類でも新たな展開を見出せないものだろうか。
●日本の少子化と同時に向かうであろう今後の「経済成長戦略」以外のまた別の生き方があるんじゃないかともまだ思っているんだが、まあ、その神話はなかなか簡単に崩せそうにない。


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