●ハロルド=ピンターのノーベル賞受賞のスピーチを読んで、改めて政治の、あるいはアメリカ的姿勢(それを許容する日本の姿勢も含めた)が100年後、200年後、未来の人たちにどのように評価されているのか、考えさせられた。
芝居をつくることも、映像作品をつくることも、あるいは文章を書くことも、きっとどうしようもなく進んでしまうこの政治や経済からなる「嘘のタペストリー」の中で、どうにかして抗おうとする行為なのだと再確認する。
「真実などどこにもなく、ただ真実とされることがあるだけだ」と以前、わたしはどこかに書いたが、そこで単なるニヒリズムに陥らないためには、だからこそその真実とされることの根拠を疑うことも忘れるわけにはいかず、ただ愚鈍に「ないはずの真実」を求めようとするしかない。
●企業のコンプライアンスの問題が注目されていることや「中国食品株式会社」という名前だけで倒産してしまう日本の会社のこと、あるいは、安部政権が選ばれてしまったこと。
海外で続く戦争のこと。そのはじまりのこと。いつのまにかそうなってしまっているということ。こうしたことをより具体的に考えて、作品化していくことになるのかもしれない。
ピンターの言葉から
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