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現象学的接近法

●以前から書いている河合隼雄先生の『カウンセリングと人間性』を読んでいる。寝る前に少しずつ。面白いので、つい興奮して眠れなくなる。そんな毎日。
 この本の山場ともいうべき箇所「カウンセラーの態度ー現象学的接近法の問題」は非常に考えさせられる。今後のためにも自分なりにまとめておこうと思う。
●「とらわれない態度」で事象を見ることの困難さについては、ただの素直に感じたままということではないということだ。たいていの場合、常識や個人的感情にとらわれてしまう。
 理論的な枠組みを持ちつつ、しかもそれにとらわれないという二律背反的な訓練を経ることでようやく現象学的接近法は身に付くということだが、これは演劇にも仕事にも同様に言えることだ。
●この「百の目、千の事象」もまたこの「現象学的接近法」の訓練のための場だということでまた考えていこうと思ったのだった。


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